こんにちは。
ブログ放置してる間に、いろんなことがあったので、それをちょっと綴ってみたいと思い……
子どもたちの通っているピアノ教室では、毎年3月に発表会があり、
ソロ演奏以外にも、親子や友達で連弾を披露する場があって、
私も子どもと何回か発表会で連弾してました。
でも実を言うと、私はジストニアというかなり珍しい疾患(?)があって、
右手の親指と人差し指が勝手に収縮するので、ピアノは思うように弾けないのです。
大学のときにピアノの練習をし過ぎて発症したと記憶してるのですが、
割と最近までジストニアって気付かなくて、
ただのストレスとかかな、と思ってました。
ジストニアだろうと思うようになったのは、やはりネット情報で、
はっきりジストニアだと診断されたのは、連弾する発表会の2週間前でした。
ジストニアを放置してたのに、急に病院へかかったのは、
どうしても今回の連弾できちんと弾きたかったからです。
たまたま、先生が連弾の曲として提案してくださったのが、
私がずっと憧れていた、
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 第1楽章」
オーケストラパートをエレクトーンで長男が、
ピアノパートを私が弾くという連弾形式です♪
先生からこの曲の動画が送られてきたときは心が踊りました✨
それで急いでジストニア治療してくれるクリニックを探して行ってきたのですが、
結論から言うと、治療は諦めて本番に臨みました。
詳しくはまた別の機会で書きたいと思います。
ちなみに、先生が下さったこの曲の楽譜は編曲バージョンで、曲の長さも4分くらいにまとめられています(原曲は第1楽章だけで10分超)
ピアノパートも易しくアレンジされていましたが、
私はこの曲が好きすぎてピアノパートをちょこっとだけ弾けたので、弾ける部分は原曲バージョンで弾くことにしました。
曲をもらってから発表会までの2ヶ月あまり、
練習も、長男との合わせも楽しくて楽しくて、
子育てを始めてから、久しぶりに、
子どものこと以外で夢中になって過ごせた期間でした。
そして、反対に長男は練習が足りなさすぎて、エレクトーンの足のパートが間に合わず、
先生が足のパートだけやって下さることになりましたよ。
当初は、エレクトーンの足演奏部分の機材を舞台袖まで引っ張っていき、
先生が舞台袖で演奏という提案をしてくださったのですが、
それが実現できなくて、結局は先生と3人でステージに登場することに(笑)
長男は「え~っっ、足だけ先生にやってもらうのって僕だけ?」って言ってましたが、
それは十分に練習しない己の責任であろう💢
そんな感じで臨んだ本番、やっぱり舞台慣れしてないから緊張してしまって……
で、緊張するとジストニアってひどくなるんですが、
曲の最後の方は、
もう右手がジストニアの収縮で握りこぶしみたいになりながら、
ピアノパートがちょっとカオス状態になりながら、
最後の盛り上がる部分を見事に和音外してフィニッシュ!
後から演奏動画を見返しても、
何度聴いても自分でもその部分は笑っちゃうんだけど、
それでも楽しかったし、満足です😄
一ついい思い出ができました。
コメント