建売と防音対策

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さて、壁の防音工事も防音室も諦めた私ですが、やはりご近所さんが近いので、できる限りの防音対策が不可欠でした。

いろいろ防音の方法を検索して、ピアノの先生や調律師さんとも相談しながら、できる範囲で対策しました。

効果があると感じられたのは、次の3つです。

内窓

一戸建てに引っ越して、アップライトピアノを買う前にまずしたのが、内窓をつけることでした。

内窓(二重窓)は、文字通り、窓の内側にもう1枚窓を取り付けることです。

住宅から出る音、または外から家の中に入ってくる音は、窓から伝わることが多く、窓を二重にすることで、音漏れを減少させることができるそうです。

実際に内窓を付けてみたら、効果はかなり満足いくもので、子どもの叫び声なんかは、外にはほぼ聞こえません。(多分、私が子どもに怒る声も聞こえてないはず( ̄ー ̄))

ピアノの音は、空気伝播音以外に、床や壁などの固体が振動して、ある程度は外に漏れ出てしまうのですが、それでもかなり小さくなりました。

わが家の内窓

内窓を開けると、元々ある窓との間に空間があります。

また、内窓を付けた当初は、防音のことしか考えてなかったのですが、実際につけて生活していると、防音以外にもメリットがありました。

主に感じているのは、

  • 冷房や暖房の効きがいい
  • 結露ができにくい

ことです。

デメリットを挙げるとすれば

  • 窓を開けるとき2開けないといけないので手間がかかる
  • 掃除がしにくい

くらいでしょうか。

でも、内窓の効果にかなり満足しているので、あまり気にしていません。

インシュレーター

インシュレーターは、ピアノの脚についているキャスターの下に敷くものです。

インシュレーターを敷くことにより、防音効果が期待できるそうです。

防音効果

インシュレーターは、ピアノの脚から床に伝わる振動をブロックしてくれるそうです。そのため、主に床から階下に伝わる音や、床を通して壁や天井に伝わる音を軽減してくれるということです。

ちなみに、うちは、アップライトのときからインシュレーターを敷いていたので、敷いてないときとの比較は分かりませんが、きっと役立ってくれているだろうと信じています。

耐震インシュレーター

インシュレーターには、防音以外に耐震効果も期待できる種類があり、私が使っているのはこのタイプです。

ピアノの脚にはご存知の通りキャスターが付いていて、移動できるようになっています。

キャスターが付いていることで、地震の際にはピアノが移動して衝突する等の可能性があります。

耐震インシュレーターは、キャスターが収まる受け皿のような部分が深くなっていて、地震の際にもインシュレーターからキャスター部分が脱輪しにくくなっています。

インシュレーターを付けるとキャスターが使えなくなりますが、コンサートグランドや学校のグランドピアノと違い、家庭のピアノはそんなに日常的に移動する必要もないと思います。

耐震効果のあるインシュレーターは、一般的なインシュレーターより少し値段が張るのですが、万が一のことを考えてこちらにしました。

もちろん、耐震だからといって絶対安全と言えるわけではないですが、できる対策はやっておこうと思います。

ピアノを壁から離す

ピアノを置くときは、壁から離して置く、というのは、何回か聞いたことがあって知っていたのですが、やっぱり調律師さんにも言われました。

特にアップライトは、壁から1015センチ離して置いてねって言われました。

それは、防音耐震対策のためだそうです。

防音効果

ピアノが壁ギリギリに置かれていると、ピアノから出た音が壁を伝わって他の部屋や外に聞こえやすくなるそうです。

特にアップライトは、ピアノの後ろ側から大きな音が出るので、壁から離して置くことは、一定の防音効果が見込めるということです。

アップライトピアノを買ったとき、うちも壁から少し離して置くつもりでしたが、運んでくれた業者さんが間違えたか、壁からの距離が5センチちょっとぐらいになってしまいました💦💦

(その場で指摘しなかった私も良くないですが)

そのせいかどうか、アップライトピアノを置いた側は、ピアノの音を家の外から聴いてみると、少しだけ大きく聞こえました。

そして、グランドピアノは壁に近づけることなく、窓際の中央に置いたのですが、驚いたことに、アップライトピアノよりも家の外に聞こえる音は小さくなりました。

グランドピアノの方が、一般的に音量は大きいのですが。

これは多分、壁に近かったせいで、壁から伝わって外に漏れる部分が多かったのだと思います。

耐震効果

これはアップライトピアノに言えることですが、アップライトは重心が後ろにあるので、地震の際は後ろに倒れるのだそうです。

壁から少し離して置いておくと、後ろに倒れても壁に支えられてとまる可能性が大きいけど、壁からギリギリですき間がないと、前に倒れる可能性が高くなり、危険だということでした。

また、アップライトピアノにもキャスターは付いており、 そのままだと地震の際にピアノが移動する可能性があるので、耐震対策としてはインシュレーターも併せて使用した方がいいようです。

うちでも耐震インシュレーターをアップライトに付けており、それを今のグランドピアノに使用しています。

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