ピアノのメンテナンス~部屋の温度湿度調節

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こんにちは。

楽器は生きていると言われることもあるように、ピアノは、きちんと愛情を持ってお手入れすれば、何十年と弾き続けられるそうです。

だから、😺😺たちのいたずらからピアノを守ることはもちろんですが、日々のメンテナンスも欠かせません!

夏はクーラーつけっぱなしのことも

ピアノは温度や湿度の変化に弱いと言います。ピアノの弦は金属でできているので、温度によって伸縮し、音律が狂ったりするそうです。

また、ピアノの鍵盤や内部のハンマーなどは木でできているため、湿度の変化によって膨張したり縮んだりし、ピアノの内部構造や音、鍵盤のタッチなどにいろいろな影響が出てくるそうです。

だから、高温多湿の夏場は特に、クーラーで室内の温度と湿度を一定にしなければいけません。

うちでは、夏は室内の温度は25~26℃くらい、湿度は50%前後になるように、いつもクーラーで調整しています。

もっと厳密には、温度によってピアノに最適な湿度の数値は変わるらしいです。

あと、外国製のピアノだと、最適な湿度が40%台ということもあるらしいです。

日中、留守の時でも、夏はリビングのクーラーつけっぱなしが多いですが、猫がいるのでそれはもう当然だと思ってます。

でも、猫は30℃くらいが適温らしく、クーラーをつけているとリビングから出て行くことがよくあります。

留守の時はリビングの戸を20センチくらい開けておいて自由に出入りできるようにしておくと、2階の廊下とか、人間には暑すぎるような所で気持ちよさそうに寝ていたりします。

つけっぱなしと言っても、夜中にはクーラーは消しています。リビングは二重窓にしているし、掃き出し窓のシャッターも閉めてあるので、朝まで室温はあまり上がりません。

冬は床暖房による乾燥に注意

湿度が低すぎてもピアノには良くなくて、乾燥により木でできた部分が変形するなどしていろいろな影響が出てしまうそうです。

冬は特に床暖房により過乾燥になることがあるそうで、ピアノの下の床では床暖房は付けないで過ごした方がよさそうです。

床暖房の稼働範囲が2面にわかれていれぱ、ピアノのない部分の床暖だけ付けるのも効果的だと思います。

うちも、2面式なので、ピアノがある床はほとんど付けたことはないです。

クーラーなしの家にピアノ搬入~1ヶ月でひどい音の狂い

一軒家に引っ越してからしばらくは、エアコンが付いていませんでした。

夏になる前に付けようとしましたが、どこに頼んでも、エアコン工事の予約でいっぱいで、今は空きがないとのことでした。

7月はやっぱりだんだん暑くなってきて、特に2階の内窓が付いてない部屋は蒸し風呂状態でした💦

リビングの窓を開けてしまうと、一気に温度が上がってしまうので、二重窓を閉め切って、シャッターもずっと閉めっぱなしで日光が入らないようにしてなんとか過ごしました。

寝る直前に子どもも私もシャワーを浴び、布団のタオルケット下に保冷剤を敷き詰めたり、扇風機に保冷剤をくっつけたりと、なかなか大変でした。

人間も大変でしたが、ピアノにも過酷な環境だったようです。

ピアノは7月に家に来ていたので、8月初めにやっとクーラーが付くまで、1ヶ月ほど高温多湿の環境の中でした。

私にもはっきり分かるほど音程が狂い、ミスタッチもしてないのに、不協和音が聞こえるほど…

その後、一度調律してもらったときに、「学校の体育館のピアノみたいに狂ってますよ!」って言われました。

その後、無事エアコンを付けてもらったのですが、温度湿度がいかにピアノに影響を与えるか、身をもって知ったので、特に夏は、エアコンをこまめに調整して、ピアノの状態が安定するよう努めています。

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