楽譜の譜読みのこと

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こんにちは。

時折、子ども達のピアノレッスンのことを振り返ってみると、

今は当たり前にできているけど、そう言えば前は全然できなくて苦労したな、ということが思い出されて、成長を感じます。

二人とも、今はレッスンの宿題の曲は全部自分で譜読みしてるけど、前は私が付きっきりで教えていました。 

特に長男は、耳から曲を覚えるタイプで、まず私に曲を弾かせてそれで覚えようとしてました。

譜読みに関しては、私は子どもにうるさく言える立場ではありません。

私が子どもの頃、先生に口を酸っぱくして「譜読みをしましょう」って言われてたのに、全然譜読みしないで耳から覚えてたので、今でもパッと見て楽譜を読むということができません。

今となっては本当に、先生の言うことは正しかったな、と反省しています。

楽譜がスラスラ読める人って、音符をひとつの模様のように覚えて把握してるらしく、パッと見で何の音か浮かぶそうです。

だから、五線譜から遠く離れてはしごのようになっている音符も、私は線を一本一本数えていって音を読むのですが、譜読みできる人は模様として瞬時に何の音か把握できるらしい……

あと、ト音記号🎼ヘ音記号の横にあるシャープ♯やフラット♭の数と位置も模様のように認識していて、一目でその曲が何調か分かるらしい。

私なんて、弾き始めてようやく「あ、これ、ハ……長調?」とか分かるぐらい。

そんな状態なので、子ども達が譜読みできなくても、譜読みしなさいとはあまり言ってなかったのですが、子ども達の先生に、

譜読みしないと、曲の難易度が上がってきたときに、必ず限界が来ます!

と言われて、練習のときには曲を弾いて見せることはやめ、時間がかかっても、自分できちんと譜読みするようにさせました。

最初は二人とも悪戦苦闘していたけど、そのうち急に、4年生くらいから、一曲全部自分一人で仕上げるようになりました。

子どもって、できないできないと思っていたことでも、急にできるようになっててびっくりすることがあります。

特に、長女は練習のときすぐ私を呼んでいたので、一人で譜読みする姿は想像できないくらいでした。

今は、練習に付きっきりでなくなり、私もすごく楽になりました。

そして、長男は中学生になり、レッスンの曲も難易度が上がってきましたが、

特に壁とか限界に当たることはなく、取り組んでいます。

今までたくさんの曲を譜読みしてきたので、譜読みのスピードも上がりました。

これからも、もっとたくさんの素晴らしい曲に触れて、ピアノ生活を楽しんでほしいです♪

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