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こんにちは。
もう何年も前ですが、
ピアノホールの貸し切りをする前は、グランドピアノのレンタルルームを探して時々子どもたちを練習に連れて行ってました。
ネットで検索すると、大手のピアノ教室や音楽スタジオにレンタルルームが併設されていることが多いです。
レンタルルームのメリット
気分転換になる
家での練習がダラダラして続かなかったり、煮詰まってしまったりしたときに、練習環境を変えてみると、気持ちの切り換えになることが多いです。
うちの子達はそうでした。
予定のない休日とか、喜んで練習室に行って、意欲的に練習してました。
レンタルルームは、ピアノと、必要最低限の机と椅子くらいしか置いてないことが多く、気が散る物がないので、とにかく集中して練習したいときには助かりました。
レンタルルームで弾く長男
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周囲を気にせず音を出せる
ピアノの音はとにかく大きいので、周辺や他の家族への配慮が必要ですが、音量を気にしながらの練習だと強弱などの表情も付けづらく、充分な練習は期待できないと思います。
うちは、近所への防音対策はしてありますが、家の中だとやっぱりピアノの音は聞こえてしまうので、夫が疲れて寝ているときなどは、よく練習室へ行っていました。
グランドピアノにさわれる
以前はアップライトピアノだったので、グランドピアノで弾かせたくて、よく練習に行っていました。
アップライトピアノとグランドピアノは、音を出す構造から異なっていて、タッチもアクションも違い、グランドの方がより表現力に幅があると言われています。
コンクール前だけ、先生のグランドピアノや練習室のグランドピアノで練習して、その表現力に慣れておくという人もいると言います。
あ、でも、レンタルルームが全部グランドピアノというわけではなく、アップライトピアノが置いてある部屋もあるので、事前に要確認です。
レンタルルームはホールより気軽に借りられる
何が気軽かと言うと、ホールと違って1時間単位で(30分単位のところもありました)借りられるので、すごくリーズナブルです。
グランドピアノの練習室だと、だいたい1時間1500円前後で借りられました。
次に予約が入ってなければ、延長することもできました。
その点、ホールは、大体、午前・午後・夜間という区切りで貸し切るので、一区切りが4時間くらいで、半日仕事(?)になるので、けっこう気合いがいります。
また、電話で予約できるレンタルルームと違い、公の施設ホールだと、事前の予約と先払い、簡単な打ち合わせに出向かなければならないことも多く、その点でもきちんとした準備が必要でした。
レンタルルームは、動画撮影には向かないことも
気軽にリーズナブルに借りられるレンタルルームですが、動画撮影に利用するならホールの方が適していると思います。
まず、レンタルルームは部屋の広さがそれほど広くないので、撮影するときに、ピアノから距離をとることが難しいです。
動画審査では、演奏者の手元や上半身だけでなく、足元まで映るよう指定されていることがあり、適度にピアノから離れて撮影した方がうまく録画できます。
倍率を操作して、演奏者の全身が映るよう調整してみたけど、ピアノに近すぎて音が割れたりと、あまりうまくいきませんでした。
また、レンタルルームは防音仕様になってはいるようですが、隣にも練習室があるので、隣からのピアノの音が聞こえてしまうことがあります。
また、ドアを開け閉めする音なんかも聞こえてしまい、撮影の合間にその音も録音されてしまうと困る……
それになんといっても、ホールは音の響きを考えて作られているので、録画を通しても、その違いはあると思います。
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