電子ピアノの進化

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こんにちは。

まだグランドピアノを購入するずっと前、

ヤマハの楽器店でたくさん並べられた商品カタログを手に取って眺めていて、

目が釘付けになった電子ピアノがありました。

それが、ヤマハのアバングランドというハイブリッドピアノでした♬

調べたところによると、ハイブリッドピアノとは、電子ピアノでありながら、アコースティックピアノのハンマーアクションが搭載されていて、本物のピアノに限りなく近い鍵盤のタッチを実現したピアノだそうです。

アコースティックピアノと電子ピアノのいいとこ取りのような機能を持つ以上に、グランドピアノをコンパクトにしたようなスタイリッシュで高級感のある見た目に惹かれて、気になって仕方なくなった電子ピアノです。

電子ピアノは、楽器ではなく電化製品だ、と言われることもあるみたいですが、

電子ピアノも、他の家電と同じように、ここまで進化したか!!という驚きもありました。

ヤマハ アバングランド N1X

ハイブリッドピアノのメリット

タッチが本物のグランドピアノ(アップライトピアノ版もあり)に近い

やはり、ハイブリッドピアノの存在意義というか、従来の電子ピアノとの決定的な違いは鍵盤のタッチだと思います。

内部にアコースティックピアノのハンマーアクションが入っており、鍵盤も電子ピアノにありがちなプラスチックではなく木製鍵盤が使用されていて、限りなくアコースティックピアノに近いタッチで演奏できるとか。

でも、私自身はこのアバングランドのタッチ感を偉そうに語れる立場にはなく……

実際にハイブリッドピアノを弾いているわけでもなく、お店で納得いくまで試し弾きさせてもらったわけでもなく、ただ気になっていたので、大きなヤマハさんの楽器店へ行く機会があったときにちょっと触らせてもらっただけです。

しかも、お店の人が聞いているので、気になって遠慮がちな試弾でタッチ感とかよく分からなくて終わってしまいました。

確かに、よくある電子ピアノのような軽すぎるタッチではない、ということくらいは分かったけど……

結局は実際に家でハイブリッドピアノを弾いているうちに、初めて分かってくることの方が多いのだと思います。

アバングランドの弾き心地については、たくさんの有名なピアニストの方たちが、紹介サイトの中で語ってくれてるので、そちらの方がよほど参考になると思います。

電子ピアノとして、音量が自由に調節できる

ハイブリッドピアノは、電子ピアノのいいとこ取りで、音量調節ができるので、住環境によっては、防音対策なしでグランドピアノ弾き心地楽しめると思います

調律が必要ない

ハイブリッドピアノは、アコースティックピアノのハンマーアクションは入っていますが、弦は張られていないので、調律の必要がありません。

あくまで電子ピアノですので、鍵盤を押して出てくる音は電子音。音程が狂うことはありません。

ハンマーアクションは、鍵盤のタッチを追求するために入っています。

調律費用は、調律師さんによっても違いますが、グランドピアノであれぱ一回17,000~18,000円くらいかかります。

調律は、通常は1年に1回ですが、ピアノが置かれている環境によっては、すぐに調律が必要になることもあります。

また、新しいピアノはすぐに音程が狂いやすく、我が家は購入してから8ヶ月で3回目の調律をしました。

アコースティックピアノはメンテナンスとして調律にけっこう費用がかかるため、調律の必要がないというのはかなり魅力的です。

(ただし、長年使用しているハンマーアクションは、部品のズレやネジの緩みなどが出てくることがあるので、部品の調整のようなことは必要になる可能性があるそうです。)

電子ピアノなので場所を取らない

ハイブリッドピアノは、弦が張られていないので、グランドピアノのように奥行きが長くなることはなく、通常の電子ピアノと同じように省スペースです。

重さ的にも、アップライトピアノが250㎏、グランドピアノが350㎏と言われるところ、100㎏前後のものが主流のようで、床の補強などしなくても自宅に置けそうです。

ハイブリッドピアノのデメリット

電子ピアノなのでいずれ壊れる

ハイブリッドピアノは、電子ピアノのいいとこ取りなのですが、その分、同じように寿命があり、大体10~15年だそうです。

アコースティックピアノが、メンテナンス次第で何十年と弾き続けられることを考えると、すごく短く感じてしまいます。

打鍵の音が通常の電子ピアノより大きい

電子ピアノは、たとえヘッドホンなどをして演奏して無音の状態でも、鍵盤を押すときのカタカタという打鍵音は残ります。

ハイブリッドピアノについてもこれは同じで、しかも、内部にハンマーアクションを搭載しているので、普通の電子ピアノよりも打鍵音が大きいそうです。

打鍵音は、床や壁や天井などの固体を通して別の部屋や家に伝わってしまうので、特に集合住宅などでは、床の防音などの対策が必要になりそうです。

電子ピアノよりもずっと高い

ハイブリッドピアノは、とにかく高い!!です!!

初めて値段を知ったときはびっくりしました💦

その値段なりの理由があるとは思うのですが、

安いものでも30~40万円、かなり高いものだと100~150万円を超えてくるものもあり、普通にアップライトピアノの新品が買えそうなレベルです。

それが10年ちょっととかで壊れて弾けなくなった日にゃ……

そういうことを考えると、購入するのはちょっと躊躇してしまいます。

さまざまなハイブリッドピアノ

私が最初に知ったのは、ヤマハのアバングランドでしたが、アバングランドにもいくつか種類があるようです。

また、調べてみると、ヤマハ以外にもハイブリッドピアノは発売されているようです。

でも、電子ピアノにも、鍵盤や音色にこだわった高級なタイプがたくさん発売されているため、分かりづらいのですが、どうやら、ハイブリッドピアノとカテゴライズされる電子ピアノを作っているのは、ヤマハカワイCASIOの3社のようです。

ヤマハ アバングランド N3X

アバングランドの中でも驚愕の最高価格です💦ハイブリッドピアノとして持てる機能は全て搭載した、みたいな…

タッチはもちろん、ペダルにもスピーカーにも見た目にも全てこだわって、限りなくグランドピアノの演奏感に近づけているようです。

そしてその分、電子ピアノとしてはかなり大きく、重さは199㎏あるそうです。

私が気に入ったN1Xが117㎏で、2階の子ども部屋に置けそうだな~と思ったのですが、N3Xの方はアップライトピアノより少し軽いくらいの重さがあります。

奥行きは、N1Xが618㎜に対し、N3Xは1195㎜と、グランドピアノの半分以上あり、重さもサイズもコンパクトとは言えなさそうです。

ヤマハ アバングランド NU1XA

こちらはアップライトピアノのアクションを採用したハイブリッドピアノだそうです。

お値段も、アップライトピアノの中古のような価格帯で、アバングランドの中では低価格のようです。

カワイ NV10S

カワイグランドピアノの鍵盤アクションが搭載されたハイブリッドピアノ♪

鍵盤の左側にタッチパネルが埋め込まれていて、音色を自由にコントロールできるようです。

カワイのハイブリッドピアノは、私はお店で見たことも触ったこともなく、何も言えないのですが、カワイのサイトでの紹介動画はすごく魅力的でした😄

お値段も革新的!!(100万円超え💦)

カワイ NV5S

アップライトピアノのアクションが搭載されたハイブリッドピアノ♪

こちらはアップライトピアノの中古価格を上回るようなお値段です。

CASIO CELVIANOシリーズ

CASIOと言うと、時計や電卓のイメージが強いので、ハイブリッドピアノとはすぐに結びつかなかったのですが、もともと電子楽器製品を取り扱っていたみたいです♩

世界3大ピアノと呼ばれているうちのひとつ、C.ベヒシュタインとCASIOが共同開発したハイブリッドピアノシリーズだということです。

こちらも、私は触ってみたこともないので感想は言えないのですが、魅力的なのは、他のハイブリッドピアノと比べてお値段がかなりお手頃なこと!

30~40万円ほどで、電子ピアノとしてはもちろん高いのですが、他のハイブリッドピアノと比べると検討しやすいお値段だと思います。

10年ほど、という電子ピアノの寿命を考えると、個人的に気に入れば、このお値段のハイブリッドピアノを検討してみるのもいいのかな、と思いました。

まだまだ「想定」の中だけの計画なのですが……

そう言えば、この間の調律のとき、調律師さんにハイブリッドピアノのことを聞いてみようと思ってて、忘れました💦

忘れるということは、まだハイブリッドピアノを子ども部屋に置く計画は、しばらく計画のままということかと思います😅

ハイブリッドピアノのように、アコースティックピアノのアクションが入っていなくても、今は電子ピアノ全体が、タッチやペダリング、音の立体的な聞こえ方などを追求して、アコースティックピアノに近付いている印象を受けます。

私が子どもの頃には、アコースティックピアノか電子ピアノの2拓しかなかったと記憶しているので、それだけピアノの技術を極めやすくなったのではないかと思います。

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